子宮筋腫の手術後(入院から退院までの流れ)

子宮筋腫の手術後(入院から退院までの流れ)について紹介。

子宮筋腫・子宮内膜症

入院から退院までの流れ

手術について

子宮筋腫の手術について子宮筋腫の手術で入院するとき、その期間は手術法によって違います。また、同じ手術でも病院によって違うことがあります。いちばん長いのは開腹手術で、8日から2週間かかります。大きな合併症がなければ退院できます。退院後は、家で寝ている必要はなく、身のまわりのことなどを自分でするほうがいいでしょう。手術が終わると、家族や保証人が医師から摘出した筋腫の組織を見せられたりして術後の説明を受けることになります。自分でも見たかったら、あらかじめ医師に伝えておきましょう。

手術後について

手術後は、早めに歩行することを指導されます。それは、下肢静脈血栓症にならないようにするためです。血液の循環をよくして、血栓が肺の血管を塞ぐのを防ぐためです。下肢静脈血栓の予防は、IPCポンプという方法もあります。下肢に布を巻き、そこに空気を入れてマッサージをします。血栓症はエコノミー症候群で有名になりましたが、骨盤内の手術を受けた人にも起こりやすい病気です。
タバコを吸う人は、痰や咳がおさまらないことがあります。吸入器を使って楽にしてもらうといいでしょう。また、手術後、硬膜外麻酔をする場合、48時間程度は痛み止めを入れるので、トイレへの歩行も可能です。不安感が強い場合は、鎮痛剤、睡眠剤、安定剤などを用います。

手術後の経過について

手術から2~3日は点滴をします。十分な栄養が摂れないためと、脱水を予防したり、抗生物質など治療に必要な薬剤を入れたりするためです。食事は手術の翌日から再開されます。流動食から始まり、3~4日で普通食になります。早めに便も正常になったほうがいいので、便秘症の人は下剤を使用することもあります。
お腹の縫合は、糸で縫合するかホッチキスのような金具でとめます。抜糸が必要ないことも多いのですが、金具を取るのは横切りの場合は数日で、縦切りもだいたい同じです。お腹に金具があってもシャワーやシャンプーはできます。退院後2~3週間で経過観察の診察があります。出血、微熱、傷口が赤い、排便や排尿の痛みがあるなど、体の変化をチェックしておき、医師に伝えられるようにしましょう。卵巣の手術をした人は、基礎体温をつけておくといいでしょう。回復には個人差があります。一般的には1~2カ月ぐらい、傷がうずいたり、多少の痛みを感じたりします。3カ月過ぎると、手術をしたことが頭から離れ、健康を取り戻せるでしょう。

腹腔鏡下手術・子宮鏡下手術の入院スケジュール(例)

手術後(退院後)の生活について

退院後の生活について開腹手術の場合、職場への復帰は約1カ月を目安とします。よほど回復がよくても、あまり早期の職場復帰はしないほうがいいと思います。傷が治癒したように見えても、体の内部は完全に回復していない可能性のほうが高いからです。
内視鏡による手術や子宮動脈塞栓術は、開腹手術に比べて肉体的なダメージが少ないので早期に退院できます。職場への復帰も1~2週間のケースもあります。しかし、手術後の体調回復が遅く、出血や発熱が続く人もいます。家で寝ている必要はない、とはいっても安静にしたはうがいい人もいるわけです。治りかけに職場復帰をしてしまい、再入院をしなくてほならなくなる場合もあるので、あまり無理をせずに自分の体をいたわってあげましょう。

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